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先日、親しくさせていただいているA君のお母さんからメールをいただきました。
A君、お父さんとウォーキングに出かけたそうです。
その距離、なんと7km!!目的地まであとどれくらいの距離なのか、そもそも目的地までどうやっていたらいいのか。7kmも先だと見通しをもつことも難しいですし、ウォーキングだと地図を持っていくわけにもいきません。
こんな時にこそ、ICT機器が力を発揮します。A君は「アシストスマホ」というスマートフォンを利用して、これらを解決!!
アシストスマホには、「アシストナビ」という機能が搭載されています。これを使うと、カメラを通して実際の景色が写し出され、そこに進む方向が矢印で示されます。一般的な地図だと上空から見た地図が示されますが、「アシストナビ」だと実際に自分が見ている景色が写し出されるので、とっても理解しやすいのです。さらに、目的地までの距離も表示されるので、あとどれくらいかという見通しをもつこともできます。
実際、A君は「こっち」とお父さんを誘導したり、あとどれくらいの距離か何度も確認したりして、楽しみながらウォーキングができたみたいでした^^
ICT機器は、今までできなかったことを楽しくできるようにしてくれる力をもっていると私は思います。すべてをICT機器に頼るってことではなく、人の力だけではできないことや足りないことを補ってくれるスパイスのような存在なのかなとも思います。
ちなみに、このアシストスマホ。香川大学も共同研究で開発に関わっております。詳しくは、下記アドレスをクリックしてみてください。http://www.softbank.jp/mobile/service/assistsumaho/
○商品紹介動画
【休日編】
https://www.youtube.com/watch?v=62O7smRChYQ
【お仕事編】
https://www.youtube.com/watch?v=yy8ChVIMNSI
文責:大学院2年鈴木
坂井 聡(さかいさとし)sakai.satoshi@kagawa-u.ac.jp
香川大学教育学部 特別支援教育領域 教授 言語聴覚士 公認心理師
〒760-8522 高松市幸町1-1 TEL
087-832-1551
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