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http://www.theage.com.au/national/education/assistive-technology-helping-students-with-disabilities-and-learning-difficulties-succeed-20150412-1mf6l3.html
で紹介されているように、タブレット等の端末は様々な障がいのある子どもの学習を支えることになる可能性があります。
書くのが困難子どもも、単語の予測機能を使ったり、タブレットに話かけ、それを文字にする機能を使ったりすれば、文字を書くことができるということです。そして、バーチャルな体験が、学習効果も生むことが示されています。目の前で体験できなくても、興味や関心をもつためには関係ないということです。ビデオの機能も、学ぶことを支えることになります。どのようにすればよいのかがわかるからです。話せない子どもが数千ものシンボルからシンボルを選ぶことで意思を伝えることができるようにもなります。
もっと重要なのは、社会参加をさせる可能性があるということです。しかし、そのように使うことができるアイデアを提案しないと、いつか使われなくなってしまうでしょう。そのようなことにならないように、発信することも求められているのだなと思います。
坂井 聡(さかいさとし)sakai.satoshi@kagawa-u.ac.jp
香川大学教育学部 特別支援教育領域 教授 言語聴覚士 公認心理師
〒760-8522 高松市幸町1-1 TEL
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